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執筆者の写真photo studio ouchi

写真は形に残すもの。

更新日:2018年6月13日

 こんばんは。今日の沖縄の空は梅雨明けしたような見事な青空でした。全開に明けたOUCHIスタジオの窓から吹き込む風に、重い湿度は感じられず、爽やかな風がスタジオ全体の空気を隅々まで循環させてくれました。


 最近、台風も発生したり、沖縄が夏の準備を整え始めているような気がします。同時に私たちも、バタバタと忙しくなる沖縄リゾートウェディングやロケーションフォト(フォトウェディングやファミリーフォト)のおすすめの季節です。おかげさまでSNS、これまでのお客様のお友達、いつもお取引きさせていただいている撮影会社の皆様から問い合わせも頂き、今年の夏もたくさんのお客様にお会いできることが楽しみでなりません。


 さて、今日は私たちphoto studio ouchiがどのようにお客様に写真を届けているのかをこのブログで書きたいと思います。例えば、お客様のお問い合わせでよく聞かれるのがこんな質問です。


「撮影したデータは頂けますか?」


 写真屋としては、やっぱりこの質問の中に「写真」という言葉がないことが寂しい(「写真のデータ」と言われても寂しい・・・)です。時代がデジタル化し、なんでもかんでもスマートフォンを使用して、WEBやAirDrop(これ、最近スタッフに教えてもらった・・・)Bluetoothで写真のデータをやり取りしていると思います。しかし沖縄リゾートウェディングやロケーションフォト(フォトウェディングやファミリーフォト)で撮影した大切な写真はしっかりと手に取ることができて、いつでも見ることができるようにアルバムや写真にプリントして保存して欲しいと思っています。


 あまり知られていませんが、DVDやCD-Rに記録されたデータはいつか見れなくなるんです。きっと外付けHDD(ハードディスク)でも同じことが言えます。パソコンやスマートフォンも不慮の事故で壊れてしまったり、バックアップを作ることを怠っていたらもう二度と写真を見ることはできません。データである以上、かなり高い確率でデータは破損し、写真は見れなくなります。過去に私は学生時代、パソコンの故障で当時の写真をすべて失った経験があります。カメラマンを目指して頑張っていた頃だったので、とても悲しい思いをしました。


 その経験があったからこそ、今では写真は必ずプリント(写真屋さんで焼いてもらうこと)するようになりました。もちろんパソコンや外付けHDD(ハードディスク)にもバックアップも行っています。写真にプリントされた写真は燃やさない限り、いつまでも見ることができます。水に濡れても乾かせば大丈夫(そもそも写真は液体から浮かび上がるもの)なのです。だから積極的に写真はプリントして保存して欲しいのです。でも写真屋さんでプリントをお願いしたら、値段が高かったり、そもそも写真屋さんに行く手間も大変で、データのまま机の中に入れていたり、スマートフォンやパソコンの中でだけで、写真を見て楽しんでいる方って実は多いと思うのです。


 私たちは必ずプリントした写真を「大切な人と、大切な場所で、好きな写真を。」というメッセージを込めたオリジナルのケースに入れて、お客様の元へ無料で届けています。プリントされた写真には、箱を開けるときのドキドキ感や、写真を手にした時の喜び、写真を並べた時やファイリングした時の楽しさ、そして燃やさない限り、いつまでも手に取って見ることができる安心感があります。沖縄リゾートウェディングやロケーションフォト(フォトウェディングやファミリーフォト)などのメモリアルフォトの写真だけでなく、日常もきちんとプリントする習慣を伝えていくことも、私たちカメラマンの使命だと思っています。

 photo studio ouchiではこのプリントされた写真は無料でお渡しさせて頂いてますが、アルバム制作も行っています。沖縄リゾートウェディングやロケーションフォト(フォトウェディングやファミリーフォト)のいわゆるブライダル系のアルバムはとても高価でしっかりとしたもので、お洒落なイメージがあります。一生に一度のアルバムなので、立派なものに越したことはないのですが、気軽に「見る」ということが一番大事だと思うのです。


 私たちが作るアルバムは何度も何度も繰り返し見てもらえて、ボロボロになっても部屋のどこかに、何かの雑誌の間に挟まっていて、ふとした時に手に取れてしまうようなカジュアルなアルバムなのです。

 珈琲をこぼしてしまってもいいのです。折り曲げても、破いてしまっても。私たちのスタジオの名前はOUCHI。OUCHI=おうち(家)です。いつでもおうちの中に写真があるような、そんな暮らしを提案していくことを目標に名付けました。


 今までもこれからのお客様のおうちの中に、少しでも私たちの写真があることを願っています。そもそも、おうちの中に置いておきたくなるような写真を、まずは私たちが撮影しなければいけないので、身を引き締めて頑張って撮影します。長文にも関わらず、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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